当院では、院内感染を防止すべく、オートクレーブによる治療器具の滅菌を徹底しております。

当院では、患者さまに健康被害を与えないためにも、治療器具による滅菌器にて滅菌を行ってから使用することで感染防止に努めておりますので、どうぞご安心ください。

また、当院ではポセイドンによる除菌水を院内の水で使用しているため、治療に使用する水からうがいの水までよりきれいな水を使用できるようにしています。

歯科用レントゲンを使えば、立体の画像を取得できるため、より高精度で骨や歯根の形態や神経の位置を把握できます。また、レントゲンと言えば被ばくを懸念される方もいらっしゃいますが、歯科用レントゲンは被ばく線量が少ないため、患者さまの健康に大きな影響を及ぼす心配はございません。

さらに、撮影にかかる時間も短いなど、患者さまのご負担が少ない検査方法です。

当院では、矯正治療に必要な情報を取得するために、セファログラムを使用しております。セファログラムは矯正歯科用のレントゲンで、顔の骨格を調べるために使用します。例えば、上下のあごの大きさ、ずれ、あごと唇の形、歯の生え方、骨の角度と歯の位置関係など、非常に多くの情報を入手できます。

矯正歯科では、歯列の乱れ方や原因を突き止めることが先決です。セファログラムを使えば、あごが出ているのか、歯が出ているのか、下あごが小さいのかなど、不正咬合の種類と原因を把握できます。

また、セファログラムを治療前と治療中に使用することで、矯正治療が問題なく進んでいるかどうか判断できるため、異常が起きたときに早期の対処が可能になります。セファログラムは矯正治療において必須ではありませんが、使用によって矯正治療の精度が上がります。

また、世界共通の規格写真のため、同年代の平均的な顔立ちと比較することで、治療方針の立案にも役立つなど、矯正治療に積極的に使用したい医療機器です。

当院では、患者さまへの負担をなるべく減らすために、「痛みが少ない治療」と「出来る限り抜かない・削らない治療」を心がけております。

そのためには、より精度の高い治療を行う必要があるため、歯科用ルーペなどを導入しています。天然歯に近い機能の補綴物もございますが、天然歯に勝る人工歯は存在しません。そのため、できる限り抜かない・削らない治療が大切だと考えております。

また、痛みを抑えるには麻酔注射が必要ですが、この注射のときに感じる痛みを懸念される患者さまが少なくありません。当院では、一定のスピードで麻酔液を注入できる「電動麻酔注射器」を使用し、麻酔注射のときの痛みに配慮しております。

また、歯をできる限り抜かない・削らない治療のためには、むし歯と歯周病を可能な限り予防することが大切です。そのため、むし歯や歯周病の原因となる歯垢（プラーク）が歯につきにくくなる処置を行っております。